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【写真:Getty Images】
アヤックス出身のコンゴ民主共和国代表
アヤックスなどでプレーしたコンゴ民主共和国代表FWジョディ・ルコキが、29歳の若さで急逝した。最後の所属クラブとなったオランダ1部のトゥエンテが伝えたほか、オランダ複数メディアが同選手の関係者からの情報として伝えている。
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「トゥエンテは今朝、ジョディ・ルコキが亡くなったという悲しい知らせを受けた。クラブは彼の悲劇にショックを受け、深く動揺している。彼の近親者に哀悼の意を示し、この大きな損失に対処できる強さを持てることを祈りたい」とクラブは現地時間9日にSNSでメッセージを投稿した。
1992年11月生まれのルコキは29歳だった。オランダ『AD』などが伝えたところによれば、現時点で死因などの詳細は明らかになっていないとのことだ。
ルコキはアヤックスの下部組織出身であり、2011年に18歳でトップチームにデビュー。アヤックスでは公式戦39試合に出場し、3度のエールディビジ優勝を経験した。
アヤックスを離れたあとはオランダ1部のカンブール、PECズヴォレでレギュラーとしてプレー。2014/15シーズンのズヴォレではリーグ6位のクラブ史上最高成績に貢献した。その後はブルガリアのルドゴレツ・ラズグラドで5年間を過ごして4度のリーグ優勝。トルコでのプレーを経て昨年夏にトゥエンテと2年契約を交わしたが、加入直後に負傷で長期離脱。公式戦出場はないまま、2月には恋人に対するDV容疑で有罪判決を受けたあとクラブから契約を解除されていた。
若手時代にはオランダの各年代の代表チームでプレーしていたが、A代表は出生地のコンゴ民主共和国を選択。2015年にデビューして通算3試合に出場した。
【了】