マンチェスター・ユナイテッド最新ニュース
【写真:Getty Images】
ラングニック暫定監督が振り返る
マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督は、冬の移籍市場の終盤に新たなストライカーの獲得を検討したが、クラブが補強を認めなかったと明らかにした。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。
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ユナイテッドは1月にFWアントニー・マルシャルをセビージャへレンタルしたあと、パートナー女性への暴力行為などで逮捕されたFWメイソン・グリーンウッドに対しては謹慎処分が下された。2人のFWを失いながらも、新たな選手は補強していない。
その結果として頼れる得点源がほぼクリスティアーノ・ロナウド一人のみとなったことも、チームの苦戦の一因かもしれない。直近5試合ではユナイテッドの全5得点をC・ロナウドが記録しており、直近8試合でも9得点中8点がC・ロナウドという高依存度となっている。
「クラブに話をして、誰か一人レンタルや完全移籍で選手を獲得できるかどうか試してみるべきではないかと伝えた。だが答えはノーだった。私としては今でも、少なくとも試してみるべきだったと思っている」とラングニック暫定監督は、移籍市場終了間際にクラブに補強を打診したことを振り返っている。
「我々の力になれるような選手は移籍市場にいないという返答だったが、何人かいた。今リバプールにいる(ルイス・)ディアス、夏にマンチェスター・シティに加入する(フリアン・)アルバレス、その時まだフィオレンティーナにいた(ドゥシャン・)ヴラホヴィッチ。今頭に浮かんだだけでもその3人だ」と、具体的な名前も挙げた。
1月28日にユベントス移籍が決まったヴラホヴィッチはセリエA得点ランキング2位と活躍中。その2日後にリバプール加入が決まったディアスも驚異的な活躍を見せており、夏のシティ加入が1月31日に決まったアルバレスも次のビッグスター候補として期待は大きい。ユナイテッドとしては、いずれかの選手の獲得を試みなかったことを強く後悔しているかもしれない。
【了】