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【写真：Getty Images】
アルテタ監督の契約延長を発表したアーセナル
アーセナルは、ミケル・アルテタ監督との契約延長を6日に発表した。クラブが指揮官との契約延長を決めたタイミングも注目ポイントのひとつとなっている。
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プレミアリーグのシーズンは佳境を迎えており、アーセナルは来季チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に向けた接戦を演じている状況。4試合を残してCL出場権の4位に位置してはいるが、5位トッテナムとの勝ち点差は2ポイントしかない。
アーセナルのレジェンドである元イングランド代表DFのマーティン・キーオン氏は、シーズン終盤というタイミングでの契約延長発表に疑問を呈した。「夏まで待っても良かったのではないか。今のチームは岐路に立っており、これから大きな試合が待っているところだ。何も変えたくないと考えたのは正しいと思うが、私なら夏まで待っただろう」と英『トークスポーツ』に語っている。
だが契約延長のタイミングが予想外だったのは、単にシーズン終盤だということだけではない。アルテタ監督自身がメディアに語ったところによれば、4月に3連敗を喫し、CL出場権獲得が危うくなりかけたタイミングでクラブから新たな契約を提示されたとのだという。
「クラブから契約を提示されたのは、3試合に敗れた時だった。サッカー界ではあり得ないことだ。感動したよ。クラブは真剣だということだからね。興奮しているし、感謝しているし、今日は本当に幸せだ」とアルテタ監督は契約延長後にコメントしている。
3連敗により一時は暫定6位にまで順位を下げていたアーセナルだが、そこからチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ウェスト・ハムと上位チーム相手に3連勝を飾って再び優位を取り戻した。トッテナムとの直接対決を含めた残り4試合で、このまま4位を守ることができるだろうか。
【了】
