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世界最高の右ウイングは誰だ! サッカー選手RWG能力値ランキング6〜10位。世界屈指のドリブラー、絶頂期を迎えたイタリアの未来とは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:フェデリコ・キエーザ(イタリア代表/ユベントス)

キエーザ 能力値
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年10月25日
市場価格:7000万ユーロ(約84億円)
20/21リーグ戦成績:30試合8得点8アシスト

 元イタリア代表のエリンコ・キエーザを父に持つフェデリコ・キエーザは、2016年にフィオレンティーナでプロデビュー。19/20シーズンには自身初となるリーグ戦2桁得点を記録すると、2020年にユベントスに引き抜かれた。2021年に行われたユーロ2020(欧州選手権)では、全試合に出場。53年ぶり2度目の優勝に大きく貢献した。

 セリエAの中でもトップクラスの「スピード」を誇るキエーザの能力値は「91」を記録。その圧倒的な「スピード」の中でも巧みにボールを操る「テクニック」を有し、切れ味鋭い「ドリブル」で相手の守備網を切り裂く。

 ユベントスやイタリア代表を牽引するキエーザの「攻撃力」は抜群。その実力は世界でもトップクラスだが、同選手は守備にも貢献するタフさを兼ね備えている。前線からのハイプレスを行い、ボールを奪ってそのままカウンターを仕掛ける。

 絶頂期を迎えているキエーザの存在感は絶大。今季は左膝前十字靭帯断裂によりシーズンの大半を棒に振ってしまっているため、同選手がいないことがユベントスが4位に沈んでいる理由とも言えるだろう。現在背番号10を付けているパウロ・ディバラは今シーズンいっぱいでの退団が濃厚。仮に同選手がクラブを離れることになれば、10番を継承するのはキエーザになるかもしれない。

【了】

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