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世界最高の右ウイングは誰だ! サッカー選手RWG能力値ランキング6〜10位。世界屈指のドリブラー、絶頂期を迎えたイタリアの未来とは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:フェラン・トーレス(スペイン代表/バルセロナ)

フェラン・トーレス22
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年2月29日
市場価格:4500万ユーロ(約54億円)
20/21リーグ戦成績:24試合7得点2アシスト(マンチェスター・シティ)

 バレンシアのカンテラ(下部組織)出身で、17歳でトップチームデビューを飾った。2年目から徐々に出場機会を増やすと、19/20シーズンには定位置を確保。ラ・リーガでその才能を証明すると、2020年に3350万ユーロ(約40.2億円)でマンチェスター・シティに引き抜かれた。そして、今冬からはバルセロナに移籍している。

 右サイドを主戦場とするフェラン・トーレスの「ドリブル」センスは抜群。「スピード」を活かした縦への突破はもちろんのこと、卓越した「テクニック」も持ち合わせ、相手が密集する狭い局面も難なく抜け出していく。

 ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で3トップの中央を務めることもあったフェラン・トーレスは、フィニッシュのバリエーションが多彩だ。ペナルティーエリア内でマークを外す動きが上手く、絶妙な抜け出しからクロスに合わせる。小さな足の振りで鋭いコースを狙うコントロールシュートも見事だ。

 フェラン・トーレスは足元でボールを受けることを好むが、まだ体の線が細い。「フィジカル」は「68」と低いため、タッチライン際でボールを受けることが多く、そこから強引に抜け出すプレーや相手を背負ったプレーはあまり得意としていない。この点が改善され、1人で局面を打開することが出来るようになれば、この男の評価はさらに上昇するに違いない。

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