2位:ラモン・ディアス(アルゼンチン)
【写真:Getty Images】
生年月日:1959年8月29日
Jリーグ通算成績:75試合/52得点
在籍時期:1993-95
アルゼンチン代表でディエゴ・マラドーナの相棒を務め、クラブレベルでも数々の成功を収めた世界的なFWが、Jリーグにやってきた。1993年に開幕したJリーグで、特に注目を集めたビッグネームの一人がラモン・ディアスだ。
期待を集めても、それも応えることができずに帰るビッグネームは数多いる。しかし、ラモン・ディアスは「本場のサッカー」をJリーグで示した功労者だ。開幕戦のヴェルディ川崎戦で決勝点を挙げると、2試合連続ハットトリックなどの活躍もあり、28得点でJリーグ初代得点王となった。2年目も23ゴールを挙げて、Jリーグ初期のマリノスの原動力となっている。
2年連続の20ゴール超。得点力の高さは言うまでもないが、中でも左足の精度は多くのファンを魅了した。2020年は本田圭佑が所属していてボタフォゴの監督に就任したが、健康上の都合で1試合も指揮を執ることなく退任している。