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世界最高のトップ下は誰だ! サッカー選手攻撃的MF能力値ランキング11〜15位。ノルウェーの神童、怪我に苦しむ香川の元同僚も(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:マルコ・ロイス(ドイツ代表/ドルトムント)

ロイス22
【写真:Getty Images】


生年月日:1989年5月31日
市場価格:1300万ユーロ(約15.6億円)
20/21リーグ戦成績:32試合8得点8アシスト

 ドルトムントの下部組織出身だが、プロデビューしたのはここではない。2005年にロート・ヴァイス・アーレンの下部組織に移籍すると、2007年にトップチームデビューを飾った。2009年にはボルシアMGに加入すると、才能が開花。11/12シーズンにはリーグ戦32試合18得点12アシストの活躍を見せ、ロベルト・レバンドフスキや香川真司らを抑えてブンデスリーガ年間最優秀選手に選出された。その活躍により、翌年にドルトムントへ復帰している。

 ロイス最大の武器はその卓越した「テクニック」を活かした凄まじい「ドリブル」だ。トップ「スピード」でピッチを駆ける同選手を止めることは容易ではない。さらに、チャンスを演出する華麗な「パス」に強力なシュートと、「攻撃力」は世界でもトップクラスだ。

 相手を翻弄する足元の技術は見事だが、ロイスは高い「IQ」も持ち合わせる。「ドリブル」中でも味方の位置を把握し、相手の虚をつく「パス」を繰り出す。1人でも局面を打開できるが、味方との連係も抜群。この男がいるのといないのでは、チームががらりと変わる。

 世界屈指の名手であることは間違いないが、ロイスはガラスの天才と呼ばれるようにこれまで怪我に苦しめられてきた。そのため「フィジカル」は「65」と低い数値になっている。「もし、ロイスがいれば…」ドイツ代表などで度々そう言われてきた同選手は、今年で33歳。今季も負傷離脱はあるものの、ここまでリーグ戦26試合で9得点15アシストを記録している。

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