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チェルシーに主力流出危機。マウントやプリシッチにも移籍の噂が浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

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メイソン・マウント、クリスティアン・プリシッチ
【写真:Getty Images】



オーナーに対する処分でクラブは苦しい状況

 チェルシーは、今年の夏に2人の若い主力アタッカーを失う危険が出てきているのかもしれない。アメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチとイングランド代表MFメイソン・マウントに移籍の噂が浮上している。



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 プリシッチは2019年にボルシア・ドルトムントからチェルシーに加入し、背番号10を背負うなど大きな期待をかけられていた。だが今季は負傷などによる離脱もあり、苦しいシーズンを過ごすことを余儀なくされている。

 プレミアリーグでは3月5日のバーンリー戦以来先発出場がなく、エバートンに敗れた1日の試合も交代出場。試合後にはプリシッチの父親が、息子の置かれた苦しい状況についてSNSでメッセージを投稿したことにも注目が集まった。

 不満の募る状況のままシーズンを終えれば、移籍に向けた憶測も強まってくるかもしれない。『ユーロスポーツ』はユベントスがプリシッチの獲得に関心を示しているとも伝えている。

 一方でマウントは、チーム最多のリーグ戦10得点を記録するなど今季も主力として活躍している状況。だがオーナー交代も含めてチェルシーが不安定な状態となっていることもあり、他クラブが獲得を狙うとも予想されている。

 トップチームで活躍する以前にサインした契約をまだ延長していないマウントは、現在のチーム内で最も給与額が低い選手の一人だが、チェルシーはオーナーに対する取引禁止処分のため現時点では契約を更新することができない。マンチェスター・シティやリバプールなどがそこに注目し、好条件のオファーでマウントの引き抜きを図る可能性があるとも報じられている。

【了】

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