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テン・ハフ新体制での立場に不安？

　マンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウドは、古巣に電撃復帰することもあり得るのかもしれない!?　今年夏のレアル・マドリード移籍の可能性が英国メディアで報じられている。

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　マドリーで9年間、ユベントスで3年間の活躍を経て、今季12年ぶりにユナイテッドに復帰したC・ロナウド。今年2月で37歳という年齢ながらもここまでプレミアリーグ17得点、公式戦合計23得点でチーム得点王という結果を残している。

　だがチームの成績は振るわず、C・ロナウド自身のパフォーマンスも常に安定していたわけではない。加入時に交わした2年契約はもう1年残しているが、1年限りでの退団の可能性もたびたび噂となっている。

　移籍先としてはパリ・サンジェルマンなども候補と報じられていたが、マドリーへの復帰という噂も再び浮上してきた。英紙『ミラー』は、マドリーがC・ロナウドの再獲得に意欲を示していると伝えている。

　ユナイテッドは現アヤックスのエリック・テン・ハフ監督が来季から新監督に就任することを発表済み。そのテン・ハフ監督は「若さとエネルギー」をベースとしたチーム改革を行うことが見込まれ、C・ロナウドが必ずしも中心に据えられるとは限らないことが、同選手が移籍を検討する理由だとされている。

　またユナイテッドの来季チャンピオンズリーグ出場が難しい状況となったことも、C・ロナウドが移籍を考える一因となるかもしれない。もしマドリーに復帰するのであれば、移籍金は1000万ポンド（約16億円）程度という格安取引になるとも見込まれている。

【了】