冨安健洋 最新ニュース
【写真:Getty Images】
先発復帰戦で負傷交代の冨安健洋
アーセナルで先発復帰を果たした日本代表DF冨安健洋だが、試合終盤にはまたも負傷交代を余儀なくされた。現地メディアでは、新たな右SB補強の必要性が改めて浮き彫りになったとの見方も伝えられている。
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負傷により約3ヶ月にわたって戦列を離れていた冨安は、前節マンチェスター・ユナイテッド戦の終了間際に交代出場で復帰を果たしたあと、現地時間1日に行われたウェスト・ハム戦で先発復帰。だが78分には左足を痛めた様子でピッチに座り込み、交代を余儀なくされた。
ミケル・アルテタ監督は試合後に「長期離脱していたため続けられなかっただけだ」とコメント。おそらく深刻な負傷ではないとの見方を示しているが、コンディション面には依然として不安を抱える状態が続いてしまっている。
英メディア『フットボール・ロンドン』は、冨安が負傷がちであることについて「夏に問題を解決しなければならない」と主張。この日の勝利で少なくとも来季のヨーロッパリーグ出場が確定したため試合数の増加が見込まれること、またプレミアリーグが交代5人制を再び採用することなどから、補強を行い選手層を厚くすることが必要だと論じている。
冨安のパフォーマンス自体は高く評価されているが、離脱中に代役を務めていたセドリック・ソアレスについては「冨安とのクオリティーの差は明らか」と評し、「冨安の不在がアーセナルの守備ラインに明らかな影響を及ぼした試合もあった。安定感や冷静さの不足が感じられた」と同メディアは述べている。
冨安の競争相手やバックアップとして、アーセナルは以前から右SBの補強を模索していることが報じられている状況。候補としてはミドルズブラからノッティンガム・フォレストにレンタル中のジェド・スペンス、ノリッジ・シティのマックス・アーロンズ、ウディネーゼのナウエル・モリーナなどが噂となっている。
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