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【写真:Getty Images】
イビチャ・オシム元日本代表監督が死去
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの大手メディア『Klix』は1日、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が死去したと報じた。81歳だった。
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第一報ののち、オシム氏の古巣であるオーストリアのシュトルム・グラーツもクラブ公式SNSで追悼メッセージを掲載。『Klix』によれば同氏は1日の午前中に自宅のあるグラーツで亡くなったという。
オシム氏は2003年に来日し、ジェフユナイテッド市原(当時)の監督に就任。2006年まで同クラブを指揮し、同年のドイツワールドカップ後から日本代表監督となった。しかし、2007年11月に自宅で脳梗塞を発症し、日本代表監督を退任することとなった。
その後は折に触れて日本サッカー界に貴重な提言の数々を残すなど、その発展に大きく貢献。代表監督としての在任期間は短いながらも、多くのサッカー関係者やファンに愛され続けてきた。
2011年からはボスニア・ヘルツェゴヴィナサッカー協会の正常化委員会で委員長に就任し、3つに分裂していた同協会の一本化を主導。同国代表はFIFAからの資格停止が解かれ、2014年のブラジルワールドカップに出場することができた。
ヨーロッパでも日本でも大きな功績を残した偉大な人物であり、偉大な指導者がこの世を去った。
【了】