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ビッグクラブが狙う? 欧州移籍市場、注目の5人(SB編)。アーセナル、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドが注目する逸材とは

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アレハンドロ・グリマルド(スペイン/ベンフィカ)

アレハンドロ・グリマルド
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年9月20日
市場価値:2000万ユーロ(約24億円)
21/22リーグ戦成績:28試合5得点5アシスト

 バルセロナのカンテラ(下部組織)出身だが、2015年に当時のルイス・エンリケ監督を批判したことで放出され、トップチームでの出番は叶わなかった。しかし、その後移籍したポルトガルの強豪ベンフィカでは不動の地位を確保。ここまで同クラブでは公式戦248試合に出場しており、8個ものタイトル獲得に貢献している。

 バルセロナの下部組織で育っただけあって足元の技術が高い選手だ。大外だけでなくハーフスペースでもうまくプレーでき、深い位置まで侵入すれば高精度のクロスで相手を恐怖へと陥れる。2018/19シーズンにはリーグ戦だけで12アシスト、昨季は同10アシストを記録していることからも、非凡な攻撃性能を誇っていることがわかるはずだ。また、守備では抜群のスピードと豊富なスタミナを駆使したアグレッシブな対応で相手を封じ込めることを得意としている。

 そんなレフティーにはジョルディ・アルバの後釜としてバルセロナが興味を示しているとされており、選手本人も古巣復帰に前向きと言われている。また、以前より注目していたユベントスもアレックス・サンドロの年齢が上がってきたことで、獲得に動く可能性があるようだ。いずれにしても、今夏の移籍市場における注目選手の1人であることは確かだ。


【了】

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