サッカー最新ニュース
2021/22シーズンも残りわずかとなり、各クラブはすでに来季に向けた補強を視野に入れている。その中で、移籍市場の主役になり得る選手は誰なのだろうか。今回は、動向が注目されるサイドバックの選手を5人ピックアップする。(市場価値は『transfermarkt』を参照。21/22シーズン成績は26日時点)
マックス・アーロンズ(U-21イングランド代表/ノリッジ)
【写真:Getty Images】
生年月日:2000年1月4日
市場価値:2200万ユーロ(約26億円)
21/22リーグ戦成績:29試合0得点1アシスト
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴】
ジャマイカ出身の父とイギリス出身の母の間に生まれたマックス・アーロンズは、ルートン・タウンのアカデミーでキャリアをスタート。U-11の一員として、欧州王者に輝いた経験も持っている。その後、2016年にノリッジの下部組織に移籍。2018年にトップチーム昇格を果たすとすぐにレギュラーとなり、2018/19シーズンのEFL最優秀若手選手に選出された。現在もノリッジには欠かせぬ存在としてプレーしており、22歳ながらその市場価値は2200万ユーロ(約26億円)となっている。
身長171cmと小柄なアーロンズだが、ピッチ上でサイズによるハンデを感じさせることは少ない。守備は非常にパワフルかつアグレッシブで、非凡なスピードを駆使した攻撃参加は迫力十分だ。データサイト『Sofa Score』によると、今季ここまでのプレミアリーグにおいてタックル成功数、ドリブル成功数、そしてデュエル勝利数でチームナンバーワンの数字を誇っているとのこと。これだけでも、いかに攻守で働ける存在かわかるだろう。また、怪我による離脱が少ないのも特長だ。
そんなアーロンズには現在、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、さらにはバイエルン・ミュンヘンやローマ、バルセロナといった国外のクラブも興味を示しているとのこと。とくに、ユナイテッドの関心が強いようだ。ノリッジは現状プレミアリーグ最下位に沈んでおり、残留がかなり厳しくなっているが、アーロンズ個人は来季もプレミアリーグで奮闘しているのかもしれない。