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世界最高の中盤は誰だ?サッカー選手セントラルMF能力値ランキング11〜15位。世界的名将の愛弟子、ベルギーが生んだ超逸材とは(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

14位:ユーリ・ティーレマンス(ベルギー代表/レスター)

ティーレマンス22
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年3月7日
市場価格:5500万ユーロ(約66億円)
20/21リーグ戦成績:38試合6得点4アシスト

 ベルギーが生んだ超逸材、ユーリ・ティーレマンスは5歳の頃にアンデルレヒトの下部組織に加入。13/14シーズンにわずか16歳でトップチームデビューを果たすと、同シーズンから2年連続でベルギーリーグ最優秀若手選手賞を受賞した。さらに16/17シーズンには、ベルギーリーグ最優秀選手賞を受賞。2017年に移籍したモナコへのステップアップを経て、2019年に4500万ユーロ(約54億円)でレスターに完全移籍を果たした。

 レスターを支えるティーレマンスの能力値の中で、最高値の「86」を記録したのが「パス」だ。広い視野を持つ同選手はピッチ全体を見渡し、長短の正確無比な「パス」で試合をコントロールする。「IQ」も高く、戦況を瞬時に把握して最適解を見出すこの男は、その一振りでチャンスを演出する。

「攻撃力」は抜群。卓越した「テクニック」を活かした「ドリブル」で相手DFをかわし、攻撃の起点となる。そして何といってもミドルシュートが強烈。鋭いコースを正確に打ち抜くティーレマンスのシュートは、名だたる名手が揃うプレミアリーグの中でもトップクラスだ。

 レスターの中核を担うティーレマンスはまだ24歳。プレミアリーグで躍動するこの男は、ベルギー代表でキャプテンマークを巻くなど、着実に成長しつつある。近い将来にビッグクラブに引き抜かれることは間違いないだろう。

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