FW(4人)
【写真:Getty Images】
鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
西村拓真(横浜F・マリノス)
細谷真大(柏レイソル)
小川航基(横浜FC)
最前線には、まず鈴木を入れないわけにはいかない。彼の荒々しさは90分間を通して確実に相手CBを悩ませ続けることだろう。だが単にピリピリしただけの選手だと思ってしまうのは大きな間違いだ。頭の良さと技術と決定力を備えたセンターフォワードである彼は、まさにこのチームのトップを張るのにふさわしい。
西村もチームの前線をスムーズに機能させてくれるだろう。空中戦でも脅威となることは言うまでもない。細谷は今季のレイソルで素晴らしい活躍を見せており、貴重なジョーカーになれる力があることは確実だ。
最後に小川は、2022シーズンにジュビロ磐田から横浜FCへ移籍して復活を遂げた。東京五輪で日本の得点源となることを期待されていた男は、負傷やパフォーマンス低下で残酷にもその地位を失ってしまったが、今は再び自信に溢れている。どこからボールを蹴ってもネットを揺らせると信じているかのようだ。実際に結果を残しており、ぜひメンバーに帯同させたい。
(文:ショーン・キャロル)