MF(10人)
【写真:Getty Images】
藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)
稲垣祥(名古屋グランパス)
松木玖生(FC東京)
前寛之(アビスパ福岡)
金子拓郎(北海道コンサドーレ札幌)
山中亮輔(セレッソ大阪)
小野瀬康介(ガンバ大阪)
森島司(サンフレッチェ広島)
家長昭博(川崎フロンターレ)
松尾佑介(浦和レッズ)
ここでもベテランの経験と若手の活力を組み合わせてみよう。中盤の底は、稲垣と藤田のエネルギー溢れるコンビに任せることにしたい。どちらも強力なエンジンを搭載したボックス・トゥ・ボックスであり、相手の攻撃を潰し、ボールを巧みに動かし、自らのシュートでゴールを脅かすこともできる。
両サイドの先発は金子と山中。サイドで上下動を繰り返すスタミナを備え、エリア内へクロスを送り込む(山中)、あるいはカットインから自らシュートを放つ(金子)などファイナルサードでも大きな脅威となることができる。
2列目のポジションには家長と松尾を並べたいと思う。衰え知らずの家長はサッカーというものをごく簡単な競技に見せてしまうような華やかな選手で、年齢を重ねるごとに成長を続けている。松尾は決して足を止めず巧妙な動きで常に裏へ入り込もうとしている。
控えとしては、前も松木も代役候補として素晴らしい選手であり、ピッチ中央で試合の攻守両面に貢献することができる。小野瀬は両ウイングバックをカバー。森島は他の攻撃的MF陣とはまた少し異なる創造性を提供してくれる。