中盤の番人が欠場か
【写真：Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝1stレグ、マンチェスター・シティ対レアル・マドリードが現地時間26日にエティハド・スタジアムで行われる。ファイナル進出に向け、両チームはどのようなメンバーを送り出すのか。続いては、アウェイのマドリーのスタメンを予想する。
フォーメーションはお馴染みの4-3-3になるだろう。
GKはティボー・クルトワで間違いない。右サイドバックはダニエル・カルバハル、センターバックの一角にはエデル・ミリトンが入るだろう。
ここまで主力として最終ラインを牽引してきたダビド・アラバは20日のオサスナ戦で負傷しており、遠征メンバーには入ったものの、ピッチに立てるかは不透明な状況。そのためミリトンの相棒はナチョ・フェルナンデスが務めることが濃厚だ。
左SBはフェルラン・メンディ。同選手は直近まで負傷離脱していたが、前日会見に臨んだカルロ・アンチェロッティ監督曰く「状態は良い」とのこと。そのため先発に予想した。
マドリーにとって痛いのは、中盤の番人を欠く可能性が高いことだ。前日会見に臨んだアンチェロッティ監督は「アラバにはいくつかの疑問があるが、カゼミーロにはさらにいくつかの疑問がある」と話している。そのためこのシティ戦でアンカーに入るのは、若いエドゥアルド・カマビンガということになりそうだ。
インサイドハーフはお馴染みの二人、ルカ・モドリッチとトニ・クロースになるだろう。やはり期待したいのは現在CL3試合連続アシスト中のモドリッチ。その芸術的なパスで、再びマドリーに歓喜をもたらすことができるだろうか。
3トップは右からフェデリコ・バルベルデ、カリム・ベンゼマ、ヴィニシウス・ジュニオールの並びになることを予想。最注目はエースのベンゼマだ。ここまでCLでは12ゴールをマーク中。苦しい状況を一気に変えられるこのストライカーは、シティ相手にも火を吹くのだろうか。
