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ラ・リーガ第21節延期分、バルセロナ対ラージョ・バジェカーノが現地時間24日に行われ、0-1でアウェイチームが勝利した。バルセロナはこれで本拠カンプ・ノウで屈辱的な3連敗。なぜここにきて調子を落としているのだろうか。(文:小澤祐作)
低調な相手にまさかの敗戦
来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向け、順調な歩みをみせていたバルセロナだが、この重要な時期に思わぬ壁にぶち当たっている。
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ラ・リーガ第21節延期分、バルセロナは本拠カンプ・ノウにラージョ・バジェカーノを迎えた。アウェイチームは2022年に入ってからリーグ戦わずか1勝のみと低調。バルセロナからすれば、確実に勝ち点3を取っておきたいところだった。
しかし、前節のレアル・ソシエダ戦で肉体的にかなりのダメージを負っていたホームチームの立ち上がりはかなり重かった。相手のハイプレスに苦しみ、なんてことないパスミスからボールを失う。そして最悪なことに、先にゴールネットを揺らされてしまった。
7分、右サイドでボールを持ったイシ・パラゾンが斜めにラストパスを入れる。セルジーニョ・デストを振り切って走り込んでいたアルバロ・ガルシアがこれを収めボックス内に入ると、最後は右足でニアサイドにシュート。GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの守るゴールをこじ開けた。
これで苦しくなったバルセロナはその後、右ウィングのウスマンヌ・デンベレを中心に攻撃を展開。何度かチャンスも迎えた。
しかし、ゴールネットが揺れない。後半途中からシャビ・エルナンデス監督は選手だけでなくシステムも変更し状況の打開を試みたが、それでも1点が遠かった。
結局、バルセロナは最後までゴールに嫌われ、さらにイシドロ・ディアス・デ・メラ・エスクデロス主審の微妙なジャッジにも泣かされる形で、ラージョに金星を与えることに。シャビ監督は前日会見で「この試合は僕らを2位に位置付ける絶好の機会」と話していたが、逆に2位の座が危うくなってしまった。