フットボールチャンネル

21/22シーズン欧州最悪…失敗補強は? ガッカリ度ランキング1~5位。総額453億円、高額な移籍金を無駄にした男たち

シリーズ:がっかり補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

2位:ジェイドン・サンチョ(イングランド代表/マンチェスター・ユナイテッド)

202204023_サンチョ_getty
【写真:Getty Images】


生年月日:2001年9月10日
移籍金:8500万ユーロ(約102億円)
21/22リーグ戦成績:28試合3得点3アシスト

 10代でドルトムントのレギュラーに定着し、3シーズン連続で二桁ゴール二桁アシストを記録するなど超逸材として期待されていたジェイドン・サンチョ。21年夏に8500万ユーロ(約102億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入したが、現時点ではプレミアリーグ3ゴール3アシストとあまり得点に関与することができていない。

 サンチョはイングランド生まれイングランド育ちだが、プロデビューする前にドイツへと渡っており、今季が初めてのプレミアリーグでのプレーとなっている。ティモ・ヴェルナーやセバスティアン・アレ(現アヤックス)といったドイツで活躍していた選手はプレミアリーグの適応に苦しむ傾向があり、サンチョも同様に苦戦している。

 オーレ・グンナー・スールシャールが率いていたシーズン前半は全くと言って良いほど得点に関与することができなかったが、リーグに慣れてきたシーズン後半は絶対的なレギュラーに定着。現時点で記録している3ゴール3アシストのうち、2ゴール3アシストは2022年以降に記録したスタッツであり、チームの調子が上がらない中で好調を維持している。局面を打開するドリブル突破など徐々に持ち味を発揮できるようになっており、ドイツ時代の活躍が見られるのは時間の問題かもしれない。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!