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世界最高の中盤は誰だ? サッカー選手セントラルMF能力値ランキング1~5位。激戦を制し、トップに輝いたのは…(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:レオン・ゴレツカ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)

ゴレツカ22
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年2月6日
市場価格:7000万ユーロ(約84億円)
20/21リーグ戦成績:24試合5得点6アシスト

 ボーフムでプロデビューしてからわずか1年後にシャルケへ移籍し、大きく成長。そして2018年にバイエルン・ミュンヘンに加入することになった。ドイツの絶対王者でも主力の座に君臨しており、2019/20シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献。今季からは背番号を「8」へと変更し、昨年9月にはクラブとの契約を2026年まで延長した。

 そんなレオン・ゴレツカの大きな武器と言えば「フィジカル」。もともとは細身だったが、新型コロナウイルス感染拡大による中断期間に肉体改造に成功し、圧倒的なパワーを手に入れた。当然ながら対人戦では地上、空中問わず確かな強さを示す。また、運動量と走力も兼ね備え、幅広いエリアでプレーに関与できるなど、大柄ながら重さを感じさせない点も長所と言っていいだろう。

 もちろん上記したような身体能力の高さだけが売りではない。足元の技術がしっかりしていて、繊細な「パス」や馬力のある「ドリブル」で違いを生み出すことが可能。ミドルシュートの精度にも定評がある。また、相手にとって嫌なスペースを瞬時に見つけ飛び込んでいく能力も高いなど、優れた「IQ」も備える。敵チームからすると、なかなか捕まえずらい存在ではないだろうか。

 まるでドイツのレジェンド、ミヒャエル・バラックのような“剛”と“柔”を兼ね備えるゴレツカの能力で飛び抜けた数値を記録したのは「85」の「空中戦」だけだ。しかし、すべての項目で「70」以上を記録しているのもまた事実。これだけでも、いかに非の打ち所がない選手かわかるだろう。

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