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ガブリエウ・ジェズスが1試合4得点

　マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスは、現地時間23日に行われたプレミアリーグ第34節のワトフォード戦で4ゴールを挙げる活躍を見せた。噂されるアーセナルへの移籍に影響する可能性も予想されている。

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　在籍6年目となるシティで貴重な得点源として貢献を続けてきたが、絶対的な存在にはなりきれず、今季はリーグ戦3得点にとどまっていたジェズス。シティとの現在の契約が残り1年となることもあり、移籍の噂も出てきている状況だった。

　特にジェズスの獲得に向けて優位に立っているのはアーセナルだという報道もあった。だが退団の憶測が強まってきたところでジェズスは突然爆発し、前節までの今季23試合で決めた得点数以上のゴールを1試合だけで叩き込んでみせた。

「ペップ・グアルディオラは（放出を）考え直すかもしれない」と英紙『ミラー』は報道。『エクスプレス』紙も同様に、「アーセナルの補強が早くも危うくなったかも」「ジェズスの好調によりシティは放出を迷う可能性がある」と述べている。

　シティはボルシア・ドルトムントからFWアーリング・ブラウト・ハーランドを獲得すると予想され、それもジェズスの放出が見込まれる一因だった。だがハーランドが負傷がちなこともあり、ジェズスが引き続きバックアップとして貴重な戦力となる可能性もあると予想されている。

　アーセナルは今年冬の移籍市場も含めて様々なストライカーへの関心が噂されながらも補強が実現していない。有力候補として浮上してきたターゲットをまたも逃すことになりかねないのかもしれない。

【了】