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【写真:Getty Images】
3週間前のクラシコに続いて再び更新
UEFA女子チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのバルセロナ対ヴォルフスブルク戦が現地時間22日に行われ、ホームのバルセロナが5-1で勝利を収めた。この試合では「9万1648人」という大観衆が観戦に訪れ、女子サッカーの観客数史上最高記録が更新されている。
昨季女子CLで初優勝を飾ったバルセロナ女子チームは、準々決勝でレアル・マドリードとのスペイン対決を制して準決勝へ進出。3月30日にホームで行われた準々決勝2ndレグには「9万1553人」の観客が入場し、女子サッカーにおける新たな世界記録となっていた。
それからわずか3週間あまりで、バルセロナは再びその記録を更新することになった。ヴォルフスブルク戦ではマドリー戦を95人上回る観客数が記録されている。
バルセロナの男子チームであっても、本拠地カンプ・ノウに9万人を越える観客が入場するのはエル・クラシコやCLなどのビッグマッチに限られる。昨年10月に行われた今季リーガエスパニョーラのホームでのクラシコは約8万6千人という観客数だった。
3月のバルサ対マドリー戦で更新される以前には、1999年女子ワールドカップ決勝のアメリカ代表対中国代表戦を観戦した「9万185人」が女子サッカー最多記録となっていた。1971年にメキシコで開催された女子ワールドカップ決勝は約11万人が観戦したとされているが、FIFA(国際サッカー連盟)の公認する大会ではなかったため公式記録とは扱われていない。
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