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Jリーグ 3年前

2006年最強! 浦和レッズ、伝説の英雄5人。闘莉王、長谷部誠、ワシントン…。悲願の初Vを成し遂げた男たち

text by 編集部 photo by Getty Images

田中マルクス闘莉王

田中マルクス闘莉王
【写真:Getty Images】


生年月日:1981年4月24日
2006年J1成績:33試合7得点
在籍時期:2004-09

 浦和レッズのJリーグ14年の歴史で初の優勝をもたらした男が、田中マルクス闘莉王だ。33試合で7ゴールを挙げて攻守に活躍。年間最優秀選手賞も受賞している。

 2004年にサンフレッチェ広島からレッズへ移籍した闘莉王は、すぐにレギュラーに定着。対人の強さを活かして相手の攻撃をはね返し続けた。さらに、普通のDFと違うのが、攻撃参加の頻度。セットプレーのときだけでなく、流れの中からもスルスルと駆け上がり、このシーズンはリーグ戦で7ゴールを記録している。ワシントンに次ぐチーム2位の数字だ。

 このシーズンのレッズの失点はわずか「28」。前年は優勝こそ逃したものの、リーグ最少失点。自分たちのゴールを守りつつ、相手のゴールを陥れる、稀有な存在だった。

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