鈴木啓太
【写真:Getty Images】
生年月日:1981年7月8日
2006年J1成績:31試合1得点
在籍時期:2000-15
浦和レッズJリーグ初優勝のカギを握った一人が、鈴木啓太だ。リーグ戦31試合に出場した。
ブッフバルト監督のもとで安定した守備を形成していたレッズ。その中で大きな役割を担ったのが鈴木だ。レッズの武器の一つと言えば、田中マルクス闘莉王の攻撃参加だったが、彼がたびたび持ち場を離れられたのは鈴木のカバーがあったからこそ。長谷部誠とともに中盤でバランスを取りつつ、闘莉王が上がる際にはあうんの呼吸で最終ラインを埋めていた。
レッズは準優勝だった2005年シーズンの最少失点チームだった。2006年はさらに失点を減らし、34試合でわずか28失点。2番目に失点が少なかったのが清水エスパルスの41失点ということからも分かるとおり、レッズの守備力は圧倒的だった。その中心に鈴木がいたのは間違いない。