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【写真:Getty Images】
先週末から0-0連発の異常事態
明治安田生命J1リーグではここのところ、なかなか得点の生まれない試合が目立っている。リーグ全体の現時点での1試合平均得点も、過去最少を大きく下回るペースだ。
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先週末の16日から17日にかけて行われたJ1第9節の7試合(前倒し分除く)では、合計でわずか7つのゴールしか生まれず。7試合中4試合がスコアレスドロー、試合を行った14チームのうち10チームが無得点に終わるなど異常事態とも言えるスコアだった。
20日には延期となっていた第2節のFC東京対名古屋グランパス戦が行われたが、この試合も0-0で終了。FC東京は3試合連続のスコアレスドロー、名古屋も3試合連続無得点で2試合連続の0-0となっている。
リーグ全体の1試合平均得点も、もともと低めとなっていた数字がさらに下がってきた。これまでに行われたJ1の83試合で生まれた総ゴール数は175点。1試合平均で約2.11ゴールとなっている。
多くの場合、サッカーのリーグ戦で生まれるゴール数は1試合平均2点台の中盤から後半程度となる。近年のJ1もほぼ2点台後半だったが、昨季2021シーズンは1試合あたり約2.42ゴールでリーグ史上最少の平均得点数を記録していた。
今季は現時点で、その昨季をさらに大きく下回る平均得点数となっている。様々な理由は考えられるとしても、観戦するファンにとってはやや寂しい数字かもしれない。
【了】