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全北現代DFキム・ジンス、日本語で意気込み「明日は絶対に勝ちます」。19日に横浜F・マリノス戦【ACL】

text by 編集部 photo by 2022 Asian Football Confederation (AFC)

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キム・ジンス
【写真:2022 Asian Football Confederation (AFC)】



元アルビレックス新潟のキム・ジンスが前日会見に登場

 全北現代モータースは19日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2戦で横浜F・マリノスと対戦する。



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 初戦はシドニーFCとスコアレスドロー。18日に行われたマリノス戦の前日記者会見に出席した全北現代のDFキム・ジンスは「初戦は大変だったけれど、みんなが暑い中で最善を尽くしたと思う。次の試合ではより良いパフォーマンスを見せられる。言葉ではなく、ピッチ上でいい姿を見せられるようにしたい」とマリノス戦への意気込みを語った。

 キム・ジンスは2012年から2014年途中までアルビレックス新潟でもプレーした、現役の韓国代表選手だ。日本を離れてから7年以上が経つが、今でも日本語を流暢に話す。会見前に筆者が挨拶すると、日本語で「マリノスにコロナの陽性者は出ていないですか? 日本もコロナで大変な状況ですか?」と尋ねられた。

 いまだに日本語が上達している理由は、チームメイトの日本人MF邦本宜裕と日常的に日本語で会話しているから。そんなことを雑談の中で明かす。

 そして、記者会見の最後に英語と日本語の両方で質問をぶつけると、「韓国語の後に日本語でも同じことを話します」と日本語でマリノス戦への決意を語ってくれた。

「2年前に横浜と試合をやった時は負けたし、今回の試合でしっかり取り返して、明日は強い気持ちで絶対に勝ちたいと思います。韓国でそういう(悔しい)思いをしたので、絶対に勝ちます」

 全北現代は2年前のACLでも横浜F・マリノスとグループステージで同居し、韓国でのホームゲームは1-2で敗戦。コロナ禍によりカタールでの集中開催となったアウェイ扱いの試合でも1-4でマリノスに敗れた。キム・ジンスはホームゲームに出場していたが、当時の悔しさを今回の再戦にぶつけるつもりのようだ。

 韓国語の部分でキム・ジンスは「この試合はかなり重要になる」とも話していた。すでに初戦で引き分けてスタートダッシュに失敗しているだけに、全北現代は決勝トーナメント進出に向けて決死の覚悟でマリノスに挑んできそうだ。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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