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畠中槙之輔「最後の一歩で背中を押してもらえる」。2年ぶりのACL、マリノスサポーターの声援に「勇気もらった」

text by 編集部 photo by Yokohama F.Marinos

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畠中槙之輔
【写真提供:横浜F・マリノス】



畠中槙之輔、全北現代戦へ意気込み語る

 横浜F・マリノスは19日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第2戦で全北現代モータースと対戦する。



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 マリノスと全北現代は2年前のACLでも同組に入り、2度対戦した。当時はマリノスが2勝し、その結果が全北現代のグループステージ敗退につながった。18日に行われた前日記者会見に出席したマリノスのDF畠中槙之輔は「アウェイで戦った時(1度目の対戦)、すごくアグレッシブに戦ってくるチームで、カタールで集中開催になった時(2度目の対戦)も苦戦した記憶があります」と2年前を回想する。

 しかし、「自分たちは2年前から変わっていますし、もちろん相手のメンバーも変わっていると思うので、全然違う戦いになるかなと思います」と、過去の結果が勝利を保証してくれるものではないことを強調する。

 2-1で勝利した第1戦のホアンアイン・ザライ戦から中2日という厳しい日程で臨む一戦に向け、畠中は「とにかく明日はしっかり勝つことに集中して、チーム一丸で頑張りたい」と必勝を誓った。

 キツくなった時、顔を上げてスタンドに視線を向けると、そこにはサポーターがいるだろう。声出し禁止のJリーグとは違い、応援に制限のないACLでは現地ベトナムに駆けつけたサポーターが大きな声でマリノスの選手たちを後押ししている。

「もちろんサポーターの方々の声援はすごく力になりますし、こないだ(ホアンアイン・ザライ戦)2年ぶりくらいにマリノスの応援歌を聴いて、それですごく勇気をもらって、自分たちも良いパフォーマンスができたと思います」

 地元ベトナムのホアンアイン・ザライと対戦した前節は完全アウェイの雰囲気で、歓声にマリノスサポーターの応援歌がかき消されてしまう時間帯もあった。しかし、地元クラブが絡まない全北現代戦では、よりはっきりとサポーターの声援を聴きながらプレーできるだろう。

「(サポーターの声援には)自分たちの力だけでは最後の一歩で踏ん張れない時も、背中を押してもらえるパワーがあると思います。残り5試合、サポーターの方々と一緒に戦えるんだという気持ちで頑張りたいと思います」

 畠中とマリノスの選手たちは、サポーターの“声”の力も借りて連勝を目指す。初戦でシドニーFCと引き分けている全北現代から勝ち点3を奪うことができれば、決勝トーナメント進出に向けて大きく前進できるだろう。

(取材・文:舩木渉)

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