横浜F・マリノス 最新ニュース
【写真提供:横浜F・マリノス】
レオ・セアラ、2得点でマリノスに勝利もたらす
横浜F・マリノスは16日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ初戦でホアンアイン・ザライ(HAGL)を2-1と下した。
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相手は地元ベトナム屈指の人気クラブ。スタジアムの雰囲気は完全にHAGLのホーム。マリノスは序盤からなかなか波に乗れず、ミスから相手にも多くのチャンスを作られる展開で苦しんだ。そんな中でチームに救ったのは、FWレオ・セアラだった。
19分、レオはDF永戸勝也の蹴ったコーナーキックに絶妙なヒールキックで合わせてマリノスに先制ゴールをもたらす。さらに25分には、同じく永戸が蹴った左サイドからのフリーキックに打点の高いヘディングシュートで合わせ、2点目を奪った。
「こちらに来てからもしっかりセットプレーをトレーニングでやってきていた。今日はセットプレーのチャンスがあって、練習通りの形でボールが入ってきて、幸いにもゴールを決めることができた。2点とも、それぞれに形はあったけれど、ゴールを決めることができたのは何よりも嬉しい」
リーグ戦では7試合出場無得点と苦しんでいた背番号9は、自身初のアジアの舞台で今季初ゴールを含む2得点。セットプレーのチャンスを確実に生かした連続ゴールは、完全アウェイの難しい展開でチームを大いに助けた。
ブラジル人のレオですら「暑くて、湿気があって、風がなく、すごく難しい環境の中でやらなければいけない」と語る過酷な気候とも戦っていかなければならない。FWの競争は激しいが、中2日の6連戦では必ず次のチャンスが回ってくるはずだ。
「自分はそんなに足をつることはないけど、後半10分くらいで足をつり始めていた感じがした。こういうキツい環境の中でやらざるを得ないけど、しっかりと対応してやっていかなければいけないと思う。ただ、今日は何よりも勝ち点3を取れたのが一番よかった」
レオは「まずは次の試合に向けての時間が短いので、その中でどれだけ回復できるかが大事」と、すでに19日の全北現代モータース戦に視線を向けている。勝ち点3とともに今季初ゴールで自信も手にしたストライカーからは、アジアの戦いで大暴れしてくれそうな雰囲気が漂っていた。
(取材・文:舩木渉)