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21/22シーズン最高! 大成功補強は? 欧州ベスト移籍5人。日本人選手が登場! 欧州CL快進撃を支えるアタッカーも

シリーズ:ベスト補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:マテオ・ゲンドゥージ(フランス代表/マルセイユ)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1999年4月14日
移籍金:ローン移籍
21/22リーグ戦成績:31試合3得点9アシスト

 18年夏にアーセナルの監督に就任したウナイ・エメリが初めて獲得した選手がマテオ・ゲンドゥージだった。前シーズンまでリーグ・ドゥ(フランス2部)のロリアンでプレーしていた当時19歳の若者の獲得は大きなサプライズとなったが、1年目からプレミアリーグで33試合に出場するなどしっかりと戦力になった。

 しかし、エメリが解任されミケル・アルテタがアーセナルの新監督になると大幅に序列がダウン。ブライトン戦でニール・モペイの首元を掴む愚行に出ると、それ以降は構想外に近い扱いとなった。2020/21シーズンはヘルタ・ベルリンへローン移籍で放出されている。

 今季は母国フランスのマルセイユへ買い取りオプション付きのローン移籍をしている。21年冬のモルガン・サンソン退団後、不安定だった中盤に安定をもたらし、2列目でのプレー機会が増えるなど攻撃的な選手として新境地を開拓した。21年11月にはフランス代表デビューを飾るなど充実した時間をマルセイユで過ごしている。なお、アーセナルとマルセイユの間で締結された買い取りオプションは、マルセイユが1部残留をすれば行使されるものとなっており、来季以降の残留も決定的だ。

【了】

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