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年々移籍金が高騰する中、今季も数々の著名な選手が移籍している。ここでは、21/22シーズン中に5大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス)に移籍した選手の中で、期待以上の活躍を披露している選手を5人ずつピックアップし、複数回に渡って紹介する。※成績は4月13日時点、移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照
FW:アルノー・ダンジュマ(オランダ代表/ビジャレアル)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年1月31日
移籍金:2350万ユーロ(28.2億円)
21/22リーグ戦成績:21試合8得点3アシスト
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クラブ・ブルージュで台頭したアルノー・ダンジュマは、19年夏にボーンマスに加入。しかし、プレミアリーグで0得点0アシストという結果に終り、2部降格の原因の一つとなってしまった。それでも2020/21シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で結果を残し、最終的には昇格を逃したが、3位フィニッシュに大きく貢献していた。
イングランドで成長したダンジュマに対しては、ボーンマスがプレミアリーグ昇格を逃したことで国内外のクラブから関心が寄せられ、2350万ユーロ(28.2億円)の移籍金でビジャレアルへ完全移籍を果たした。本職の左WGだけでなく、ストライカーのポジションで起用されるなどウナイ・エメリ監督の信頼をガッチリ掴んでいる。
特に際立った活躍を披露しているのがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)だ。今季ビジャレアルはマンチェスター・ユナイテッド、アタランタとCL常連のクラブがいるグループを突破。決勝トーナメント1回戦ではユベントス、準々決勝ではバイエルンに勝利するなど優勝候補を立て続けに撃破している。ベスト4に進出を決めた中でダンジュマは、10試合で6ゴール1アシストと大活躍しており、ビジャレアル躍進の立役者となっている。
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