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21/22シーズン最悪…失敗補強は? 欧州ガッカリ移籍5人。異国の地で苦戦する世界最高の男、怪我に悩まされるスペインの名手も

シリーズ:がっかり補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:サンビ・ロコンガ(ベルギー代表/アーセナル)

0412ロコンガ
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年10月22日
移籍金:1750万ユーロ(約21億円)
21/22リーグ戦成績:16試合0得点0アシスト

 アンデルレヒトが生んだ逸材、サンビ・ロコンガは18歳でトップチームデビュー。18/19シーズンは負傷により出場機会を得られなかったが、翌シーズンに復帰すると、ヴァンサン・コンパニ監督の下でスタメンに定着した。20/21シーズン後半には、21歳ながらキャプテンマークを巻いてプレー。その活躍が評価され、2021年5月に行われたユーロ2020(欧州選手権)では、ベルギー代表の予備メンバーに選出された。

 母国でブレイクしたロコンガは、多くのオファーを受ける中、2021年夏に1750万ユーロ(約21億円)でアーセナルへ移籍。イングランドの名門の一員となった。低迷期が続くチームで、同選手は今季の開幕戦からスタメンの座を確保。第4節以降は怒涛のリーグ戦8連勝に貢献する活躍をみせていた。

 しかし、第15節のエバートン戦でグラニト・ジャカが怪我から復帰すると、出場機会は減少。ベンチを温める日々が続いている。まだ22歳と成長過程ではあるが、加入当初の期待値を考えると、リーグ戦出場16試合というのは物足りない。ジャカやトーマス・パーティに代わり、中盤の要となれていない現状では、期待外れと言わざるを得ないだろう。

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