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世界最高の右サイドバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング16~20位。日本人選手が登場! その人物は?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:冨安健洋(日本代表/アーセナル)

冨安健洋22
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
市場価格:2500万ユーロ(約30億円)
20/21リーグ戦成績:31試合2得点0アシスト(ボローニャ)

 アビスパ福岡→シント=トロイデン→ボローニャと順調にステップアップし、逞しく成長。そして昨年夏、サイドバックの補強を目指していたアーセナルにピックアップされ、4年契約での移籍を掴み取ることになった。初のプレミアリーグ&ビッグクラブ挑戦にも関わらず、1年目から主力に定着。やや怪我も多いが、すでに現地サポーターのハートを射抜いている。

 守備の国イタリアでも経験を積んだ冨安健洋は、かなり優れた「守備力」を備えている選手と言えるだろう。非凡な「フィジカル」に加え、見た目からは想像できないほどの「スピード」も誇っていて、プレミアリーグにいる様々な曲者たちと互角以上に渡り合っている。「空中戦」にも強く、日本人らしく集中力を欠いたり、サボったりすることもない。

 運動能力の高さはもちろんのこと、「81」という数値を記録した通り素晴らしい「IQ」も兼ね備えているのが、冨安が世界で活躍できる理由の1つと言えるはずだ。常に良いポジショニングを取れるだけでなく、危機察知能力が秀逸で味方へのカバーリングも的確かつ速い。また、むやみに飛び込んだりすることが極めて少ないなど、判断力もピカイチだ。

「パス」スキルも非凡で、アーセナルでもうまくビルドアップに絡むことができている。利き足だけでなく、左足も遜色なく使える点も大きな魅力だ。「ドリブル」突破などはあまり目立たず、「攻撃力」も他のSBに比べると劣るが、総合的に見ればかなりハイレベルなDFと言えるだろう。

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