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21/22シーズン最高! 大成功補強は? 欧州ベスト移籍5人。落ち目かと思われていたFW、冬加入で即フィットしたアタッカーも

シリーズ:ベスト補強5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ルイス・ディアス(コロンビア代表/リバプール)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1997年1月13日
移籍金:4500万ユーロ(約54億円)
21/22リーグ戦成績:18試合14得点5アシスト(ポルト)
21/22リーグ戦成績:7試合2得点0アシスト(リバプール)

 モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3トップは、リバプールにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグなど様々なタイトルをもたらした。彼ら3人は来季開幕前までに全員30代となり、クラブとの契約も2023年夏までに迫っている。こうした背景からリバプールは「世代交代」を進めなければいけないという課題を抱えていた。

 その状況でリバプールは22年冬にポルトからルイス・ディアスを完全移籍で獲得。ファビーニョやチアゴ・アルカンタラといった名手ですらリバプールのサッカーにコミットするには時間を必要としたため、戦力になるのは来季以降になることも予想されたが、実際は想像を大きく上回るスピードでフィットした。

 ディアスが加入した当時はフィルミーノが負傷をしていたため、マネを中央で起用する機会が多かったが、それを可能にしたのもディアスがすぐにフィットしたが故のことだった。ベンフィカとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでは、1ゴール1アシストを記録し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いている。今季4冠の可能性が残されているリバプールにとってディアスはチームの起爆剤になり得る存在だ。

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