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勝ち点1差で大接戦のシティとリバプール

　プレミアリーグ優勝を争うマンチェスター・シティとリバプールは、壮絶な直接対決の末ドローに終わった。シーズン終了まで残り7試合となり、日程的に優位が予想されるのはどちらだろうか。

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　両チームは現地時間10日に行われたプレミアリーグ第32節の試合で激突。ホームのシティが2度のリードを奪いながらもリバプールが追いついて2-2のドローに終わり、シティが勝ち点1差での首位を守る結果となった。

　直接対決を終えたことで、今後は残りの7試合でどれだけ勝ち点を拾えるかで優勝の行方が決することになる。英国メディアでは今後の試合日程の比較も盛んに行われている。

　シティの残り7試合の対戦相手はウルヴァーハンプトン（ウルブス）、ブライトン、ワトフォード、リーズ、ニューカッスル、ウェスト・ハム、アストン・ビラ。いわゆる“ビッグ6”との対戦は残していないが、6位ウェスト・ハム、8位ウルブスとのアウェイゲームなどは難所かもしれない。

　一方のリバプールはマンチェスター・ユナイテッド、エバートン、ニューカッスル、トッテナム、アストン・ビラ、サウサンプトン、ウルブスとの対戦が組まれている。4位以内を目指すユナイテッドやトッテナムとの対戦、残留に向けて必死なエバートンとのダービーマッチなど、少なくとも理論上は厳しく見える相手がシティより多いとも言えそうだ。ただし、この3チームとの戦いは全てホームゲームとなる。

　シティとリバプールは今週末に行われるFAカップ準決勝でも再び激突するほか、それぞれチャンピオンズリーグでも勝ち残っている。他の大会との兼ね合いも含めた過酷な日程を乗り越え、大接戦のマッチレースを制するのはどちらのクラブだろうか。

【了】