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サッカー日本代表、6月に“ガチメン”のブラジル代表と対戦も。森保一監督が明かす「交渉していただいている」

text by 編集部 photo by JFA

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【写真提供:JFA】



サッカー日本代表、6月にブラジル代表戦開催か

 サッカー日本代表の森保一監督は11日、視察先の欧州からオンラインで取材に応じた。



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 その中で6月に予定されている日本代表の活動の中身について話がおよび、ブラジル代表との国際親善試合開催が検討されていることが明らかになった。これまで一部報道でその可能性が伝えられていたが、「ブラジルとの対戦も考えて、マッチメイクの交渉をしていだいているとは聞いています」と森保監督が認めた形だ。

 ただ、まだ最終決定ではない。とはいえ「FIFAランキング1位のブラジルのような、上位の強豪国と試合をしたいと常々(日本サッカー)協会にお願いしている」という森保監督は、「(ブラジルとの)対戦が実現すると、我々現場の選手・スタッフもうれしいですし、日本のサッカーファンの方々にもすごくうれしい、楽しみな対戦になるのではないか」と“王国”との対決を熱望している。

 ブラジル代表は未消化となっているカタールワールドカップ南米予選のアルゼンチン代表戦を、6月にオーストラリアで開催する予定。昨年9月にアルゼンチン代表の新型コロナウイルス対策関連の規則違反によって前半開始早々に中止された一戦だが、両チームともすでにワールドカップ出場権を獲得しており、6月の再戦は消化試合となる。

 それでも南米サッカー界を引っ張るライバル同士の対戦で、カタールワールドカップ前の貴重な強化の機会でもあるため、ブラジル代表もアルゼンチン代表も主力メンバーを招集することが考えられる。そのままの流れで来日すれば、日本代表にとってはワールドカップ本大会に向けてこれ以上ないチーム強化の機会となる。

「ブラジルはサッカーをよく知らない人でも名前のわかる強豪国だと思います。ライト層の方々にも興味を持っていただくような対戦になるかなと思いますので、決定して実現することを願っています」

 これまで日本代表はブラジル代表に通算2分10敗と、一度も勝つことができていないだけに、勝利することでカタールワールドカップでのベスト8進出に向けて大きな弾みをつけることができる。

 6月に森保監督の望みは叶うだろうか。南米予選を圧倒的な強さで1位突破したチームとの対戦が実現すれば、パリ・サンジェルマン所属のFWネイマールや、レアル・マドリーを引っ張るFWヴィニシウス・ジュニオールなどブラジル代表のスーパースターたちを揃えるチームに、日本代表がどう立ち向かうかにも大きな注目が集まりそうだ。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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