アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース
【写真:Getty Images】
新型コロナによる渡航制限で上海海港が不参加
アジアサッカー連盟(AFC)は11日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022グループステージに参加を予定していた上海海港(中国)の参加辞退が決定したことを発表した。
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同クラブの参加辞退は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により上海でロックダウンが行われ、渡航制限が適用されることによるもの。中国のクラブが今季ACL参加を辞退するのは、予選プレーオフからの出場を予定していた長春亜泰に続いて2クラブ目となる。
上海海港はグループステージでヴィッセル神戸、傑志(香港)、チェンライ・ユナイテッド(タイ)とともにグループJに入っていた。他のチームの代替出場はなく、グループJは3チームのみで戦われることになる。
グループJの試合は今月16日からタイのブリーラムで開催される予定。神戸は初戦として16日に予定されていた上海海港戦が中止され、19日の傑志戦が初戦となる。28日に予定されていた上海海港との第2戦も中止される。
上海海港の不参加は神戸だけでなく、日本から出場する他チームの決勝トーナメント進出にも影響してくる可能性がある。グループ2位通過チームの決定方法に変更が加えられるためだ。
今季ACLは昨季と同じく東西それぞれ5グループで開催され、各グループの1位チームと2位の成績上位3チームが決勝トーナメントへ進む。だがグループJが3チームとなる影響により、東地区各組2位チームの成績を比較する際には、グループ4位チームとの対戦成績を除外して計算する方式とすることが決まった。
神戸にとっては、グループ最大の強敵の不参加により突破の可能性は高まることが見込まれる。一方で他グループのチームとしては、確実に突破できる首位を狙うことが重要であることは変わらないが、2位になるとしても上位チームとの対戦で勝ち点を挙げることが必要となってきそうだ。
【了】