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リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。
15位:キーラン・トリッピアー(イングランド代表/ニューカッスル)
【写真:Getty Images】
生年月日:1990年9月19日
市場価格:1800万ユーロ(約21.6億円)
20/21リーグ戦成績:28試合0得点6アシスト
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キーラン・トリッピアーはマンチェスター・シティの下部組織出身だが、トップチームデビューを飾ることはできなかった。バーンズリーへのローン移籍を経て完全移籍で加入したバーンリーでプレミアリーグ昇格に貢献すると、15年夏にトッテナムへステップアップ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出などに貢献した。19年夏に加入したアトレティコ・マドリードでは2020/21シーズンにラ・リーガ優勝を経験している。
欧州のトップレベルでのプレーを経験したトリッピアーは、22年冬にニューカッスルに完全移籍で加入。2年半ぶりにプレミアリーグに復帰すると、早速持ち味である「攻撃力」を見せつけている。第24節のエバートン戦と第25節のアストン・ビラ戦では2試合連続でFKから得点を決めている。
前述した通り高い「攻撃力」を誇るトリッピアーは、ボールを保持した時に違いを出せる選手であり、「パス」と「テクニック」はそれぞれ「82」と高い能力値となっている。いずれもRSBの選手ではトップクラスの数値だ。ゴール前のFKだけでなく、セットプレー全般のキッカーを任されていることからもキックの精度に自信があることが伺える。
また、全ての能力値が70以上であることからも弱点が少ない選手であることは明らかだ。今季は第25節アストン・ビラ戦で左の第5中足骨を骨折したことでシーズン中の復帰は絶望的となっているが、ニューカッスル加入直後からレベルの違いを見せつけており、31歳となった現在も衰えを知らない。