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スーパーゴールでシャルケを勝利に導く

　シャルケの日本代表DF板倉滉は、ストライカー顔負けのスーパーゴールも記録してチームの勝利に貢献した。クラブ公式ウェブサイトも、試合後のコメントとともに板倉の活躍を特集している。

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　シャルケは現地時間9日に行われたブンデスリーガ2部第29節の試合でハイデンハイムと対戦。板倉はこの試合の52分、相手エリア右でボールを受けると、2度の絶妙な切り返しで相手選手2人を翻弄した末に右足で豪快にシュートを突き刺してみせた。

　日本代表でもシャルケでもCBとしてプレーすることが多い板倉だが、この試合では守備的MFの位置で先発していた。「チームを一番助けられる場所ならどこでもプレーします。ディフェンスでも中盤でも問題ありません。次の試合ではFWをやるかもしれませんね」と試合後にはジョークを飛ばしている。

　板倉はこれが今季4点目のゴールであり、ベガルタ仙台時代の2018シーズンを上回るキャリアハイの得点数となった。この数字については「悪くないよね？」とコメントしつつ、「大事なのはチームが試合に勝つことです。誰がゴールを決めかに意味はありません」とチーム最優先の姿勢を強調している。

　一時は6位にまで順位を下げていたシャルケだが、この試合を含めた4連勝で一気に首位浮上を果たした。「まだ29節だということは忘れてはいけないですね。毎試合自分たちの仕事を続けていく必要があると思います」と板倉は昇格争い終盤戦に向けて改めて気を引き締めている。

【了】