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プレミアリーグ第32節、アーセナル対ブライトンが現地時間9日に行われ、1-2でアウェイチームが勝利している。前節、クリスタル・パレス戦に0-3の完敗を喫していたアーセナルだったが今節も敗戦。なぜ連敗を喫してしまったのだろうか?なお、冨安健洋は今節もふくらはぎの負傷でメンバー外となっている。(文:安洋一郎)
絶不調の相手にまさかの敗戦
【写真:Getty Images】
ブライトンは2月11日に行われたワトフォード戦を最後に勝利から遠ざかっており、直近の5試合でわずか1ゴールと決定力不足から不調に陥っていた。その中で今節は2ゴールを決め、アーセナル相手に約2カ月ぶりの勝利を飾っている。
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一方の敗れたアーセナルは、前節クリスタル・パレス戦でも敗戦しており、痛恨の2連敗となってしまった。ふくらはぎを負傷している冨安健洋をはじめ、キーラン・ティアニー(今季絶望の可能性大)、トーマス・パーティ(数週間の離脱)と3名の主力選手の離脱の影響は大きかった。
それでも0-3の完敗を喫した前節よりは勝ち点を取れる可能性があった試合内容だった。0-1で迎えた前半終了間際にはガブリエウ・マルティネッリがゴールネットを揺らすも、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)のチェックの末にオフサイドの判定となりゴールが認められなかった。
微妙な判定となったオフサイドのほか、88分にはマルティン・ウーデゴールとエディ・エンケティアのシュートが立て続けにポストを叩くなどアーセナルは「運」にも見放された。その中でブライトンは3本の枠内シュートのうち2つをゴールに結びつけ、限られたチャンスを活かして勝利を収めている。
1月以降好調だったアーセナルがシーズン終盤のここに来て連敗を喫した要因は、相次ぐ主力選手の離脱による影響だろう。選手層が薄い上にスタメンと控えのクオリティの差がハッキリしているのが今のアーセナルの課題だ。今節は負傷離脱中の選手の穴をどのようにして埋めようとしたのだろうか?