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クビ目前?ユベントスの放出候補5人。監督の戦術にフィットしないブラジル人に完全復活を目指す男も

シリーズ:クビ目前? 放出候補5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:アーロン・ラムジー(ウェールズ代表)

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【写真:Getty Images】


生年月日:1990年12月26日
契約期間:2023年6月30日まで
21/22リーグ戦成績:4試合2得点0アシスト
21/22カップ戦成績:2試合0得点0アシスト
21/22EL成績:1試合0得点0アシスト

 約11年間過ごしたアーセナルでは通算371試合に出場するなど長年にわたって主力選手として活躍したアーロン・ラムジー。しかし、19年夏に移籍したユベントスではその輝きが失われ、700万ユーロ(約9億円)とも言われる高額な年俸もネックとなっている。

 2019/20シーズン、2020/21シーズンは途中出場が主となっていたとはいえ、多くの試合に出場していたが、今季の前半戦はわずか5試合の出場と半ば構想外に近い扱いとなっていた。ユベントスは高額な年俸を負担したくないため、冬の移籍市場での売却を検討していた。

 プレミアリーグでの実績が豊富なことからニューカッスルなど5クラブが獲得のオファーを出したそうだが、一部報道によるとアーセナル以外でのプレミアリーグでのプレーを望まなかったことからいずれのオファーも拒否したそうだ。最終的にはレンジャーズへと買い取りオプション付きのローン移籍をしている(年俸の大半はユベントスが負担)。直近の試合でようやく先発出場するなど徐々にコンディションは上がってきているが、財源に限りのあるレンジャーズが来季以降もラムジーを確保できるかどうかは不透明である。少なくともユベントス時代から大幅な年俸ダウンを飲み込まない限りは、今夏にも新たな移籍先を求めることになるだろう。

【了】

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