18位:ジョエル・マティプ(元カメルーン代表/リバプール)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年8月8日
市場価格:1800万ユーロ(約21.6億円)
20/21リーグ戦成績:10試合1得点2アシスト
ドイツで生まれたジョエル・マティプは、ボーフムの下部組織でキャリアをスタート。2000年にシャルケユースへ加入すると、09/10シーズン第12節のバイエルン・ミュンヘン戦でトップチームデビューを果たした。この試合で貴重な同点ゴールを決める活躍を見せた同選手は、ボランチとしてスタメンの座を確保。7シーズンに渡りボランチやCBを務め、2016年にリバプールへ加入した。
身長195cm・89kgを誇るマティプは、「空中戦」で圧倒的な強さを誇る。CBとしては線が細めだが、長い手足を活かしたディフェンスでマッチアップする相手を抑え込む。
また、前述したようにシャルケ時代にボランチを務めていたマティプの「IQ」と「パス」スキルは非常に高い。自陣からは攻撃のスイッチを入れる鋭い縦パス、敵陣では機を見て自身で持ち運び、チャンスを演出することも出来る。
リバプール加入以降は怪我による離脱が多いが、その実力は確かで、今ではフィルジル・ファン・ダイクの相方として不動の地位を築きつつある。白熱するプレミアリーグの優勝争いを制するには、マティプの活躍が必要不可欠だ。