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世界最高のセンターバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング16~20位。イタリアが誇る守備職人が登場! 一時代を築いたスペインの名手も(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:ジェラール・ピケ(元スペイン代表/バルセロナ)

ジェラール・ピケ22
【写真:Getty Images】


生年月日:1987年2月2日
市場価格:500万ユーロ(約6億円)
20/21リーグ戦成績:18試合0得点0アシスト

 バルセロナのカンテラ(下部組織)出身のジェラール・ピケは、17歳の頃にマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれたが、2008年に古巣のバルセロナへ復帰。マンUでは、リオ・ファーディナンドやネマニャ・ヴィディッチの控えに甘んじたが、古巣に帰還後はカルレス・プジョルの相方を務め、一時代を築いたチームの重要なピースとなった。

 ピケ最大の特徴は、「92」もの数値を記録する高い「IQ」だ。ピッチ全体を把握する同選手は、相手の位置から次の行動を予測し、瞬時にベストなポジショニングがとれる。戦況も把握出来ているため、チャンスには積極的に攻め上がってゴールを奪取。鋭い戦術眼で攻守に貢献するこの男のプレーは、決して真似できるものではない。

 卓越した「テクニック」も持ち合わせるピケは、相手のマークを華麗にかわす。さらに、クロスに合わせるダイレクトシュートや、密集したゴール前でも狙ったコースに決められるシュート「テクニック」はFW顔負けだ。また、言うまでもないが「パス」能力も当然ながら高い。

 ピケは今年で35歳を迎えたが、衰えを見せていない。シャビ・エルナンデス監督の下で新体制となったバルセロナでも欠かせない存在となっている同選手は、今後もチームを牽引する活躍を続けるだろう。

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