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世界最高のセンターバックは誰だ? サッカー選手能力値ランキング11~15位。輝きを失った名手、トップレベルを走り続けるベテランとは?(21/22シーズン版)

シリーズ:21/22能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:ジョン・ストーンズ(イングランド代表/マンチェスター・シティ)

ストーンズ22 (1)
【写真:Getty Images】


生年月日:1994年5月28日
市場価格:2800万ユーロ(約33.6億円)
20/21リーグ戦成績:22試合4得点0アシスト

 チャンピオンシップ(2部)に所属するバーンズリーの下部組織出身のジョン・ストーンズは、17歳でトップチームデビュー。2013年1月にエバートンへ加入すると、ロベルト・マルティネス監督の下で頭角を現した。2014年にはゴールデンボーイ賞の候補に選出。多数のビッグクラブから関心を寄せられる中、2016年にマンチェスター・シティへ完全移籍を果たした。

 ストーンズの能力値で最高値の「85」となっているのが、「IQ」だ。状況判断や予測に優れ、危険なスペースには常に先回りしている。さらに鋭い観察眼も兼ね備え、むやみにマークするのではなく、相手の次の行動を読んでボールを奪い取る。CBとしては少し華奢だが、こうした頭脳プレーでプレミアリーグの強敵達と渡り合っている。

 もう一つの長所は「空中戦」の強さだ。「フィジカル」はあまり強くないが、身長188cmを誇るストーンズは相手の後方から飛び、高い打点でボールを跳ね返す。飛ぶタイミングは抜群。前述した鋭い観察眼で密集した中でもスペースを見つけるのが上手く、セットプレーでは1つの武器となっている。

 また、足元の「テクニック」も非凡で、現代サッカーでは必須とも言える正確な「パス」スキルも持ち合わせている。これらの能力があるからこそ、質の高いビルドアップやパスワークを展開するマンCで、CBの一角を担うことができていると言えるだろう。

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