FW:マリアーノ・ディアス(ドミニカ共和国代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年8月1日
契約期間:2024年6月30日まで
21/22リーグ戦成績:5試合0得点1アシスト
21/22欧州CL成績:1試合0得点0アシスト
21/22カップ戦成績:1試合0得点0アシスト
レアル・マドリードの下部組織出身で、2016年にトップチームデビュー。翌2017年にはフランスのリヨンへ5年契約で加入するのだが、ここでリーグ戦34試合18得点5アシストを記録と大活躍したことで、わずか1年でマドリーに復帰している。エデン・アザールが加入するまでは、伝統ある背番号7を身に着けていた。
しかし、マリアーノ・ディアスは残念ながら誇り高きマドリーに相応しい選手とは言い難い。絶対的エースであるカリム・ベンゼマの壁はかなり高く、これまで同クラブにおいて1シーズンでリーグ戦20試合以上に出場した経験は1度もない。今季もここまで同5試合、168分間のプレーに留まっている。公式戦通算得点数もわずかに「6」と、FWとしてはなかなかに屈辱的な数字だ。
マドリーは夏の移籍市場でキリアン・ムバッペとアーリング・ハーランドという2人の大物を獲得するべく、複数人の放出を望んでいるとされている。その中の一人に、当然ながらこの男の名前も入っている。マドリーへの愛が強く、実際に過去2度のレンタルオファーを拒否しているマリアーノだが、いよいよ別れの時が来るのかもしれない。