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プレミアリーグ第31節、リバプール対ワトフォードが現地時間2日に行われ、2-0でホームチームが勝利している。様々な厳しい条件があった中で勝利したリバプールは、プレミアリーグで10連勝を達成し、今後に控える連戦に向けて最高の勝利をあげることに成功した。また、南野拓実はベンチ外となり、リーグ戦では5試合連続で出場機会が訪れなかった。(文:安洋一郎)
破竹のリーグ10連勝を達成
【写真:Getty Images】
現地時間2日に行われたリバプール対ワトフォードの一戦は、2-0でリバプールが勝利。プレミアリーグ10連勝を達成し、来週に控えるマンチェスター・シティとのリーグタイトルをかけたビッグマッチに向けて大きな弾みをつけることに成功している。
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この試合でリバプールに求められていたのは内容で相手を圧倒することではなく、「確実に勝ち点3を積み上げる」ことだった。と、いうのも今節は3月末に行われたインターナショナルマッチウィーク明け最初の試合であり、かつキックオフの時間は現地時間土曜日のランチタイムと多くの代表選手を抱えているリバプールにとっては日程的にかなり難しい条件だった。
その中でも特に厳しい条件だったのがブラジル代表のアリソンとファビーニョだ。彼らは先月30日に行われたアウェイのボリビア戦でフル出場をしている。会場となったエスタディオ・エルナンド・シレスは標高3500m以上に位置するスタジアムであり、通常の試合より身体的に多くの負荷がかかっていた。
こうしたことを踏まえ、リバプールのユルゲン・クロップ監督はファビーニョをベンチスタートさせる決断をしている。先発出場したアリソンはユライ・クツカとの1対1の場面を防ぐなど疲労を感じさせないパフォーマンスで勝利に貢献した。
また、リーグアシストランキングでトップに立つトレント・アレクサンダー=アーノルドが先月16日に行われたアーセナル戦でハムストリングを負傷。今節はベンチ入りを果たしたものの、大事を取って試合に出場しなかった。
今節は過密日程や代表戦で疲弊した選手たち、絶対的な主力の欠場など決して楽な条件ではなかったが、それでもリバプールはアンフィールドで完勝を収めた。その勝利の立役者となったのは誰なのだろうか?
アーノルド欠場の穴を埋めたのは?