ジャスミンさんが南野拓実に伝えたい2つのお願い
ジャスミンさんの予想は当たっていた。南野は自身に向けられた「結婚? それともユニフォーム?」というメッセージ「ピッチの中からは見えていなかった」と述べた上で「終わってから何人かの選手が、それがあったよと言ってくれました」と苦笑いで明かした。その場では「結婚」にも「ユニフォーム」にも返事はもらえなかったが、思いは本人にまでしっかり届いていたようだ。
「日本代表はオーストラリア代表に勝って当然の試合をしましたが、タキが前半にハットトリックを決められなかったのは非常に不運でした。ワールドカップでのタキの活躍を祈るとともに、今季4つのトロフィー獲得に挑んでいるリバプールの一員として、彼が歴史を作り続けてくれることを願っています。このバナーで、多くの人が笑顔になったように、彼も笑顔になってくれれば嬉しいです」
そう語るジャスミンさんには、改めて南野に伝えたい願いことが2つあるという。
「リバプールから出ていかないでください、というのが1つ目。2つ目はバナーに書いたどちらのオファーも、返答はまだ間に合います、ということです」
なかなかリバプールでの出番が増えない南野だが、プレーに臨む真摯な姿勢や、大事な局面で残してきた結果はファンの心に強く響いている。日本サッカー界のみならず、アジアサッカー界にとって彼の活躍は大きな誇りなのだ。