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【写真:Getty Images】
バーンリーのモーゼス獲得は認められず
元チェルシーのナイジェリア代表MFビクター・モーゼスは、ロシアからの“脱出”が現時点では失敗に終わったようだ。英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
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ロシア軍のウクライナ侵攻を受け、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)は、ロシアとウクライナ両リーグのクラブに所属する外国籍選手が移籍期間外でも他国のクラブへ一時的に移籍することを可能とする臨時措置を決定した。ロシアのロストフに所属するMF橋本拳人も、この措置によりヴィッセル神戸への移籍が決まっている。
ロシアのスパルタク・モスクワに所属するモーゼスに対しては、イングランドのバーンリーが獲得を試みたようだ。だがプレミアリーグはバーンリーに対し、モーゼスの獲得を認めないことを通告したという。
英国メディアによれば、FIFAやUEFAが特例による移籍を認めても、プレミアリーグとしては移籍期間外の選手加入を認めない方針とのこと。リーグの公平性を保つことがその理由だとされている。
イタリアのセリエAやドイツのブンデスリーガも、同様の理由によりロシアやウクライナからシーズン途中の選手加入を受け入れない方針だという。だがスペインのラ・リーガは各クラブに対し選手獲得を認めるとのことだ。
モーゼスはキャリアの大部分をイングランドで過ごし、チェルシーの他にクリスタル・パレス、ウィガン、リバプール、ストーク・シティ、ウェスト・ハムでもプレー。2020年にチェルシーからのレンタルでスパルタクに加入し、その後完全移籍している。
【了】