ヴィッセル神戸 最新ニュース
【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸に加入する橋本拳人
ロシアのFCロストフに所属する日本代表MF橋本拳人は、6月末までの契約でJ1のヴィッセル神戸に加入することが発表された。ロシアでは高い得点力を発揮し、FW顔負けの強烈なゴールも残している。
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ロシアへ移籍する以前の橋本は、FC東京とロアッソ熊本でJリーグ通算192試合に出場して14得点。ボランチやセンターバックのポジションでプレーし、数字的にはそれほど得点数が多いわけではなかった。
だがロシアでは、より前のポジションでプレーする機会が増えたこともありゴールに絡むプレーも増加。ロストフ加入1年目の2020/21シーズンにはリーグ戦19試合で6得点を挙げた。ロシア代表FWドミトリー・ポロズと並んでチーム最多タイの得点数であり、自身のキャリアハイを更新する数字でもあった。
昨年10月に行われたアルセナル・トゥーラ戦でも、橋本はゴール前での驚異的な強さを発揮してみせた。前半27分には右サイドからのクロスに飛び込み、相手DF2人と競り合いながらも力負けせずヘディングで先制ゴールを記録。その2分後にも右CKからのクロスをニアでフリックして追加点をアシストしている。
神戸は今季J1で開幕7戦未勝利と苦戦が続き、MFセルジ・サンペールが負傷で今季絶望という不運にも見舞われた。ロシアで開花した得点力も武器として、橋本はその神戸の救世主となれるだろうか。