ヴィッセル神戸 最新ニュース
【写真:Getty Images】
特例措置により6月末までの契約
J1のヴィッセル神戸は27日、ロシア・プレミアリーグのFCロストフに所属する日本代表MF橋本拳人の加入が決定したことを発表した。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
神戸と橋本との契約期間は今年6月30日まで。ロシア軍のウクライナ侵攻を受けた国際サッカー連盟(FIFA)の特別措置として、ロシアのクラブに所属する外国籍選手は契約を一時停止して他国のクラブに加入することが認められており、その措置を利用した形での獲得となる。
「ここ1ヶ月間難しい状況だった僕に声をかけていただき、仲間に入れてくれたヴィッセル神戸さんには本当に感謝しています。いち早くチーム戦術、チームメイトの特徴を理解し、全力でヴィッセル神戸のために戦います」と橋本はクラブを通してコメントしている。
現在28歳の橋本はFC東京で2012年にトップチーム昇格。ロアッソ熊本への期限付き移籍を経て2015年に復帰したFC東京で主力として活躍し、日本代表でも2019年のデビュー以来13試合に出場している。
2020年夏に移籍したロストフでは、昨季リーグ戦19試合に出場して6得点を挙げるなど高い得点力も発揮。2年目の今季は10試合に出場して2得点を記録していた。
神戸は27日に、MFセルジ・サンペールが負傷のため手術を受け全治8ヶ月が見込まれることも発表している。橋本の加入はその穴を埋めることが期待されそうだ。
【了】