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【写真:Getty Images】
昨夏の心臓発作から奇跡の完全復活
オランダ代表対デンマーク代表の国際親善試合が現地時間26日に開催され、ホームのオランダが4-2で勝利を収めた。デンマーク代表のMFクリスティアン・エリクセンは、長期離脱から復帰後のファーストタッチで見事にゴールを記録してみせた。
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昨年夏のユーロ2020(欧州選手権)で試合中に心臓発作を起こしてピッチ上に倒れ、一時は生命の危機に陥ったエリクセン。だが今年1月に加入したプレミアリーグのブレントフォードでプレー再開を実現させ、さらにユーロ以来の代表復帰も果たした。
オランダ戦でベンチスタートとなったエリクセンは後半開始から交代で出場。するとそのわずか2分後、右サイドからのマイナスのクロスにエリア中央付近で合わせたエリクセンは右足ダイレクトでのシュートをゴール左隅へと蹴り込んだ。
この試合のファーストタッチで決めたゴールは、エリクセンにとってクラブを含めても復帰後の初得点。昨年5月にインテルで決めて以来、約10ヶ月ぶりの得点となった。
「ボールが僕のところに来てくれて嬉しかった。いいフィニッシュだったと思う。国際舞台への復帰をこういう形でスタートできるのは完璧だったよ」とエリクセンは喜びを表している。試合後のコメントを英『BBC』などが伝えた。
「僕がまだプレーできることを見せられてよかった。チームから離れてなんていなかったみたいだ。過去10年間に欠場したことはほとんどなかったし、家族の一員のようなものだよ」
デンマーク代表はカタールワールドカップ本大会の出場権もすでに獲得している。エリクセンが再び大舞台に立つ可能性も大きく高まってきたようだ。
【了】